山形フィルハーモニー交響楽団
Fg 三浦さん(Durham, USA在住)からのお便りの紹介 1997.6.21
・・・さて私の仕事のことはさておき、はれてこの秋からコミュイニティのアマチ
ュアオーケストラに入れることになりました。といっても本決まりではありませ
ん、多分大丈夫だろうと言うことです。名前は「ChapelHill Village Orchestra
」といいます。Villageというあたりがカントリーでいいですね。人数は50〜
60人くらいで年に2回演奏会をもち、大半のメンバーはアマチュアとのことで
す。練習は毎週木曜日、午後7時45分から10時まで。土曜が練習日でないの
がアメリカらしいです。実は今この団体は夏休みで、練習は9月の第2週から始
まるので実体は不明なのです。室内オケを所属団体としてもっているといってお
りました。うまく潜り込めたらまたレポートいたします。このオケのほかにもト
ライアングル地区には2つほどアマオケがあり、ひとつの「Durham Symphony」
は演奏会も聞いてみました。友人がやはりオケをやりたがっていて演奏会後話を
聞きに行ったら、半分はプロで団員はお金をもらっているのでオーディションが
あるということでした。それでこれはパスです。半プロにしてはとっても*すご
い*演奏でした。でもさすがアメリカと言うべきなのでしょうか、クラシックの
演奏は正直言いまして山フィルの初見レベルに毛がはえた程度なのですが、それ
が一転してポップスの演奏はノリがよくてなかなかのものでした。
1年生活してみてわかったことは、こちらは夏以外は音楽、美術等の文化活
動が盛んだということです。7月から8月下旬まではそれこそなにもありませ
ん。昨年は6月下旬に参りましたので、演奏会が全くなく寂しい思いをしました
が、秋からは数多くのクラシックのリサイタルがありました。また、チケットが
日本に比べてかなり安く助かります。芸術の好みが日本と少々異なると思われる
のはバレー・舞踏芸術がより人気があるというところです。現在もデューク大学
でADF(American Dance Festival)というシリーズを上演中です。大変な数の公演
があるのですが、わが家も4回の公演を見る予定です。
山フィルの方々にもよろしくお伝えください。
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